precious one

シゲアキくんと大我くんのことを語ってる人

モーツァルト!【一幕】

2024年8月、時は来たりし。きょもちゃんがずっと憧れていた舞台、ミュージカル「モーツァルト!」の主演。

作品自体は、音楽に足を突っ込んでる者なので少なからず存じ上げていたし、約10年前にも観劇をしていたので(芳雄ヴォルフ)、すごいことになったな…というのは感じていたけど、京本ヴォルフをこの目で観て感じて、よりこれはすごいことをやっている…と実感しました。でもそれぐらい京本ヴォルフがほんとによかった。贔屓目も多少はあるだろうけど、それでも自信を持って言えるくらいよかった。きょもちゃんがミュージカルの舞台に立つようになって約10年、10年経ったからこそ、今の「京本ヴォルフ」がある、って言えるくらい、時は来たるべくして来た、感がすごかった。。

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というわけで、今回はじっくりその世界観に浸り没頭してこようと思ったけど、京本ヴォルフが好きだわ…ってなるところが多すぎなので、やっぱりこうして書き連ねることにしました。いつもの如く、全てのシーンに触れているわけではないし、京本ヴォルフ中心に色々書いてます。またきっと長くなるよなー幕間で一旦切ろうかな笑

 

【一幕】

・先にも書いたように、私はこの作品自体は初見じゃなかったので、今回京本ヴォルフ観劇に辺り、だいぶ予習(というか復習?)をしてから行きました。なので、劇場内に入って、セット見て、うおーーーモーツァルトだ!!ってなりましたね。あのピアノの形したステージすごいよね。グランドピアノの蓋を支える支柱みたいなのが付いてるのも、割と私は好きなポイント(細かい)ピアノの蓋の部分に映像が色々出てくるのもすごい。開幕数分前(ほんと1分前とかそのくらい)にオケのチューニングが始まって(それまでは割とギリギリまでオケも自由に音出してた)、静かになったところで、すーーっと始まるんだけど、一幕も二幕もプロローグのあの暗がりから始まるから、すーっとあの世界に入っていけるのが良いよね。結構怖めなシーンだけど。チューニング前のオケの音をじっくり聴いてると、Obが何故愛せないの?のメロディ吹いてたりとか、なかなか楽器単体で聴けたりすることってないから、そういうのに開演前からずっとわぁああってなっていました🥰

・第1場は、ヴォルフまだそんなに出て来ないんだけど、結構好きなんだよなあ。奇跡の子の合唱はやっぱり圧巻。Xに書いたことあるけど、奇跡の子(とM!M!)はヴォルフ歌ってないけど、曲として多分すごい好きなんだと思う

・京本ヴォルフ初見の時は、ちょっと遠めの席だったから、割と双眼鏡使ってたけど、最初に登場するとこ(M4)は、双眼鏡離して出てくる瞬間をしっかり見届けてしまったなあ…赤いコート着てピアノ弾いてる姿見た瞬間、感慨深すぎて、こっから3時間近く自分が耐えられるのか?って心配になった笑。ピアノ弾いてるところは、きょもちゃんピアノ数ヶ月間ガチで練習してたからこそ、弾く姿がやっぱり様になってて、好きなやつでしたね。映画見ててもずっと思ってたけど、ピアノ弾く時の体の使い方上手すぎて、ほんと羨ましい。ピアノ弾いてる時に、弾きながらにこーーって満面の笑みになる瞬間の口元が忘れられない…

 

・第2場M5、赤いコートひらひらさせながら、その後ろにちっちゃくなって身を隠すところ、その一挙手一投足が、相当ないたずらっ子感が出てて、更にその後なんか聞いたことないような、いたずらっ子感満載な声を出してて、この一瞬で、はーこれは危険なやつだわ京本ヴォルフ…って察知しましたね。あそこ21歳の設定だけど、ほんと10代か、もしくはもっともっとやんちゃなちびっ子に見えるくらい、わんぱく感があって最高でした。キャハ😆っていう感じの表情になるところ多かったし、表情がコロコロ変わっていくのとか、楽しい!!!を全身で表してるようなところが、ほんと大好きだった。「ボンソワールパパ!」と「これからこれしか着ないぞー!!」のところは好きな喋り方してたな。あと、歌いながら動いてるところは、身振りも多めで、それも好きなんだよなあ(媚びへつらうの手振りとか、拍手のとこはパンパンしながら階段上ったり)M5でナンネールと一緒に鏡押しながら歌うところは、歌詞に合わせてステップも変えてて、そういうところもほんと好きだった。パパにその赤いコートはどうしたんだ?って言われて、コートをナンネールに預けちゃうまでのやり取りのところ、ヴォルフの表情とか声の変化が良かった。良いでしょこのコート見て見て!!!!ってパパにも見せてる時の得意げな顔、コートを買うお金はどうしたんだ?って言われてて、また博打に当たったんだへっへーーんっていう時の顔とか、なかなか見られないキャハ顔してた。その後、怠けずに曲を書くんだ(ペチン)のところは、くぅううーって唸ったり、叩かれたところ擦ってその後ダンッ!って足を踏み鳴らしたり、時にはまん丸に目を見開いてたりかわいかった…大阪でヴォルフが足をダンッ!って踏み鳴らすのを後ろで見てたパパが、去り際に同じようにダンッ!てしてるのところ、ヴォルフもえ!って感じで見てたの堪らなかったな。回を重ねるごとに、ここのダンッ!のやり取りが、色々増えていたのが、面白かったな(客席も笑いを堪えられてなかった)でさ、この辺からパパに向かって、「パパ!」って言う京本ヴォルフが、ずっと「パッパ!!!!」って感じの5歳児感がすごくて、それはそれで好きなヴォルフくんでした。パパもまったくもう、目が離せないなあほんとはこの子は…みたいな感じでずっと見てる感じに見えて、2人の関係が愛おしいよね

・M6「僕こそ音楽」のところは、アマデに寄りかかったり、銀橋に出てきて歌ってたり、結構動きがあるよね。「爆発しそうなんだ〜」のとことか、歌いながらの手振りがかわいい。この曲も高低差がだいぶあるし、モーツァルト!といえば、みたいになってるから、相当大変だと思うけど、高いところの伸びが良くて、数ヶ月でまたレベルぐーーーんって上げてて、この人すごい…でした。この曲を歌ってる時は、動きや声色だけじゃなくて、目の光の感じからも、音楽がたのしい!!!っていうのが伝わってくるからすごいなあって思ってた。よく舞台人京本大我の凄みって、瞳の光だってたくさんの人が言ってるけど、この曲歌ってる時は、ほんとに漫画とか絵に描いたように、瞳がキラッキラしてるからすごいよねえ。あと、アマデとのやり取りも見どころな所だと思うけど、特に駿成くんアマデの時に、歌いながらアマデとヴォルフが目を合わせるところで、会話はないけど目でお互いが何か通じてる感じがしたのが、すごい好きだったな。割とステージから近めの席で観た時は、双眼鏡ほぼ使わずに見てたから、ヴォルフが歌うと後ろのスクリーンの楽譜に、キラキラって音符が光って現れて、楽譜が完成していく感じが、とっっっってもよかった!!!初めて観た時も、あーこれがあの曲か!って泣いたし、私的最後に観た時も、歌詞に心がグッと持ってかれるところが多くてだいぶ泣いた、そんな曲でした

 

・第3場M7「何処だ、モーツァルト!」のところは、机の上に乗ったりだいぶやんちゃヴォルフなんだけど、途中でべーーって舌出ししてるところがやんちゃさが更に増し増しでしたね。でもすごいやんちゃなのに、第3場で出てきて階段駆け上がって行く前に、パパにズボンのベルトを直してもらってるヴォルフが、ほんと5歳児くんで愛おし過ぎたわ

・第4場M9でヴォルフとパパが掛け合いで歌うところ、向き合って歌った後に、パパがヴォルフの顔をピッって触る感じのところが何とも言えないよねえ。なんだかんだ言っててもヴォルフはパパが大好きだし、認めてもらいたいんだよね。そしてそれ以上に、パパもナンネールもヴォルフのことをたくさん心配して考えてるのが、要所要所で伝わってくるから、ぐっと来てしまうところが多いんだよなあ

・第6場ウェーバー家のところ、ヴォルフが現れる前のところは割とずーーーーっと真彩コンスタンツェを見てた。はぁ…みたいな感じのテンション感だと思うけど、自分のかわいいネイルをじーっと見てたりとか、小さな動作のひとつひとつがかわいいコンスタンツェだった。その後、姉妹で歌うところの表情も、そこまでムッとしてる感じじゃないのが、私は結構好きなんだよなあ。この後も色んな場面で感じたけど、総じて真彩コンスタンツェはめちゃめちゃ好きなコンスタンツェでした。その後ヴォルフがやってきて、自己紹介のタイミングで、奥さんからお玉を手にジュッてされるところは、めちゃめちゃ熱ッッ!!っていう表情してたな。そして、アロイズィアの歌を聴きながら、「美しい!」「素晴らしい!」「ブラボーー!!」の言い方が、段々テンションが上がってく感じが声色と表情で分かるのが良かったし、「ブラボーーーー!!」の言い方ははちゃめちゃに好きなやつだった。あのブラボーーの言い方は、すごい京本ヴォルフっぽいなーーを感じるところだよなあ👏

 

・第8場M16残酷な人生も、ほんと見せ場の一つだよなあ。残酷な人生に向かう所、怯えたり苦しんでたり悲しみだったりと、表情がぐるぐると変わっていくところがさすがだったなあ。残酷な人生って、このシーンをものすごく巧みに表してる曲だよなあと思うから、つい聞き入っちゃうんだよな。自分の周りは何も変わらないのに、どうしてこんなに自分だけが辛く苦しいんだ…っていうのが、京本ヴォルフの歌う時の仕草から、すごく伝わるものがある。大阪で聴いた時は、聴いたことないアレンジしてて、高まった!!!!!(あざむかぁ↑れぇるぅ↓)ちなみに、ママに向かって話しかけるヴォルフも、ほんと5歳児くんのそれだったなあ(ただいまぁとか、ひらがな喋りな感じ)

 

・第9場M18からシカネーダーが登場してくると、そこから一気に雰囲気が変わるよね。チョッピリ・オツムに〜は毎回楽しくてそこは全力拍手の人でした👏👏拍手はしたいし、じっくり見たいしほんとたのしく忙しい所だよなあ!この時だけ視力が2.0欲しかった😂シカネーダーが話してる時に例えば無知蒙昧とかに、うんうんって頷いてるヴォルフとか、あとM18の歌詞中「懐いっぱい」で青ジャケットの襟元ひらひらしてその後胸元トントンってしてるヴォルフとか、ほんとさっきも書いたけど、見どころが多くてなー歌中に、ヴォルフが女の子のスカートの裾をちょいちょいって引っ張ってるところは、いたずらっ子くんな感じだったし、また別の日は女の子に投げキスしてたり、ここもまた見どころ。女の子のダンスの振りを真似して一緒にやってたりもしたなあ(ジャケットの裾をスカートの裾持つみたいにして踊ってた)あと、ヴォルフが階段の真ん中辺りに立ってて、その両サイドに皆が立ってて、みたいな時に、両サイドの皆が順番に動いてくのに合わせて、ヴォルフがステップ踏んでるんだよね。京本ヴォルフのステップの感じは、まーー好きな感じでしたね

 

・第10場、ヴォルフが女の子とキャッキャしてるところにパパが現れるとこ、最初の方は慌ててシャツを着る感じだったけど、途中からは最初の方のおぉ〜ナンネールみたいなのをやって、シャツの後ろに隠れてパパに何やってるんだ?!?って言われた後にシャツを着る感じになってたから、色々とありがたかった🙏(真っ白な腕がたくさん見れました)博多座の時は、シャツは脱いでなかったけど、完全にチョケてる感じが、いたずらっ子だったなあ。その後、ヴァルトシュテッテン男爵夫人が現れて、ヴォルフへ共にウィーンに来ないかって言うところで、小さくガッツポーズするヴォルフ。ここの各々の感情の違いがM20の星から降る金の中で、ぐーーーっと伝わってくるから、ほんとここも目が4つくらい欲しいところです。特にヴォルフは、歌の最初は浮かない表情なんだけど、サビ始まり「夜空の星から降る」で、手が届かないくらい遠く遠くの星、星のように光るところを、じーーっと見つめるように段々と目を見開くような表情になって、そこから表情がガラッと変わるところが、ほんとに何回見ても忘れられないし、最後のところの「険しい道を超えて旅に出る」でまた遠く遠くの方に強い眼差しを向けるところも好きだったなあ。光り輝くところへの憧れとか、そこに希望を見出してる感じとか、その光に今すぐ飛びつきたいのを必死に堪えてる感じとかね。パパの気持ちも分かった上で、ヴォルフに歌中にナンネールがそっと寄り添うところでヴォルフがザッて振り払うところとかも、何とも言えない気持ちになるよなあ。そして、ヴォルフがアマデと共に走り去ろうとして、パパとナンネールに呼び止められるところは、大阪で見た時に、アマデにきっと強めに引っ張られていたヴォルフのシャツが肩からずり落ちていて、そのまま去り際までずっとその状態だったから、先ほども書いたけど、この日は真っ白な肩をこれでもかーーーーと見せて頂き、とてもありがたかった…………(きょもちゃんがシャツとかジャケット肩落として着てるの好きな人)M21のリプライズは、ヴォルフの「時が来たら僕はここを出ていくぞ」みたいな歌詞とあの歌い方が結構脳内に強烈に残ってて、観劇した後も暫くは脳内で勝手に再生されてました。ちなみにこのシーンでは、ピアノ型のスクリーンにもパイプオルガンのパイプが映し出されてるけど、パイプオルガンの時はちゃんと使ってる楽器も勿論変えてて、鍵盤もちゃんとパイプオルガンの配色になってるのーそういう拘りがほんとに好きです

 

・第12場プラター公園、たくさんの観衆の中でコンスタンツェを見つけたヴォルフ、その後シカネーダーも来て、3人が時に楽しそうに3人だけの世界にいる瞬間みたいなところ微笑ましかった。ここから黒ジャケ衣装になるヴォルフ(きょもちゃん)がルブタンなのも、はー堪りませんね!!M25並の男じゃないも、M18同様に全力で拍手してしまうので、その場を楽しみ過ぎて、色々覚えてなさすぎるんだけど、並の男じゃないを歌ってる京本ヴォルフの声は、最高に好きな感じなので、テンションが上がるところだったー剣をクルッとするところもかっこいいし…かと思えば、プラター公園にやってきて、ウェーバー一家と再会した時に、女の子のポーズを真似てる感じとかは、かわいかったなあああ。そして、ヴォルフとコンスタンツェだけになって、2人のやり取りからM26このままのあなたも好きだったなあ。「あんたってほんとに並の男じゃないのね」ってコンスがヴォルフに言うところは、そのセリフを京本大我くんに向けて言ってるような気がしながら、重ねて心の中でそうだよねぇと頷いておりました。並の男じゃないのね、って言われて口笛鳴らすところも好きだったなあ。そしてそして、この2人の紡ぎ出す「このままのあなた」がほんとに大好きでー( ;  ; )京本ヴォルフと真彩コンスでここだけはどうしてもサントラが欲しすぎるところ…何卒…あ、ちなみに2人のやり取りの中で、ヴォルフが犬の真似したりとかする辺り、ある日急にゾウの真似?をした日に観てた時は、急なこと過ぎて、コンスも思わずめちゃめちゃ笑ってたのがかわいかったなあ。多分象きっかけで笑、結構色んなものに変えてた感じだよね。私が見た時は、大人のマネとかひよことか蛇やってた🐤🐍(きょもヴォレパートリーがほんと多彩…古川くんはここどんな感じだったんだろ気になる。色々変えてたのかな)

・第14場M28僕はウィーンに残るーーー!!の京本ヴォルフを0ズレで観れた日はありがた過ぎでした。あそこの声色がまた良いんだよな。歌いながら、木のタワーみたいなやつに上がって、そこの上で歌ってるのが、サラッとやってるけどすごいよね。バランス感覚!!と思いながら見てた。コロレド大司教に向かって、白いカツラを投げるところは、段々とクリーンヒット率が高くなってて面白いし、コロレドもちゃんと痛がってるのが良いよね

 

・第15場M29影を逃れて、ここはほんともう言わずもがなというか、Xでも私M!の話すると影を逃れての話ばかりしてしまうくらい、ここを観るために劇場に行ってるような瞬間でした。影を逃れてのイントロを聴くと、グッと全身に力が入ってしまうくらいには、感情を揺さぶられる曲なんだよなあ。一番うわあぁあってなるのは、Aメロ・Bメロでニヤっとしながら、自信に満ちたような瞬間もあるヴォルフが、サビ前「どうすれば」から急に瞳の輝きを失くして、表情から何から変わってしまうところがほんとに観てても一緒に堕ちていきそうになるんだ。サビ前とか、時には舌を拭う感じの仕草をしたりすることもあって余裕そうな感じもいっぱいなのに、サビ後からが苦しくて苦しくて、その苦しみの中から生まれてくる叫び声のようなフェイクがほんとになあ!!ねえ!!私京本ヴォルフ初見の時は、サントラとは全然違うフェイクが聴こえてきて、その後幕間になっても暫く立ち上がれなかった…きょもちゃんのフェイクって、色んなところでこれまでも浴びてるけど、役の心情が乗っかったフェイクって、こんなにもストレートにぶっ刺さるのか…ってぐらいやばかったですね。このフェイクも、回を重ねるごとにアレンジが加わっていってるんだよなあ。腕をぐぐーって捲って、捲ったジャケットをぐーーーって押さえながら、最後のところ歌ってたのとかも、なんかもう鮮明に残り過ぎて忘れられないですね。