precious one

シゲアキくんと大我くんのことを語ってる人

流星の音色【二幕】

長くなっちゃったので、分けました笑

こんなに長くなる予定じゃなかったんだけどね〜好きなところが沢山出てきてねぇ

例によって、リーパ中心に触れているし、全てのシーンについて触れている訳ではないです

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そういえば、幕間で二幕開演の5分前から楽器の音がし始めてわくわくだったし、早く席に着けた日に聴けたんだけど、一幕の開演25分前くらいに、幕の向こうで、色んな楽器がウォーミングアップしてる音が普通に聴こえてくるのも、楽しすぎたな〜!!!

【二幕】

・幕開けで流れるピアノの♪ドミレミファミレミソ〜(音はちょっと違うかも…ニュアンス)の連符が、怖いくらい怖い…と思っていたら、センターでじっと座り込むリーパ…ここの歌声とか、喋る声とか、もうそれまでのリーパのキラキラ感はどこにもない感じだけど、その豹変ぶりがすごいよね…声の出し方もここまで変わるのかー!というくらいすごい…「だから今言いましょう、さようなら父上」のところが、好きすぎました。なんか吐き捨てるように言ってる時もあったし、妙に落ち着きを放ってる言い方の時もあったし、すごいな…冒頭で「ちちうえ!」ってひらがな喋りしてた人とは思えないわ

・M16〜即位式を迎えたところ、椅子の座り方とか、また怖怖な目線(目力)が最高だったな〜全身赤に、片腕が黒い鱗みたいなのがいっぱい付いてて、ほんと竜っぽいよねぇ

王の杖を受け取って「つつしんでぇお受け致しまァす」のところ、語尾(〜します)の言い方が最高だったし、そこから前に向き直った時の目線が、まー怖かったな!!!(ほめてます)かと思いきや、シルウァのこと聞かれた時は「どうもしないさ」(フン)みたいな感じで、下の方に目線を流すんだよなあ…流し目…はぁ…この辺のリーパもすごい好きなんだよな…ここら辺はほんとリーパの中の人の、「陰」というか闇に憧れる部分というか、みたいなのが存分に出てて、すごーく好きだった…

 

・そして、即位式の最中、またどこからか聴こえてくるシルウァの歌声に、最初は苦しそうな表情を浮かべながらも、段々と聴こえてくるその声に、声を重ねてるところがさー良いよね。「響かせて〜重ねて〜」からリーパがオク下のユニゾンで2人が歌い始めるのすごい好きだったし、「私の心の奥で〜」辺りからは、リーパがメロディ・シルウァがハーモニーで歌ってるのが堪らなかったなあ!!!!!!!

・「二度と忘れはしない」って歌詞だかセリフだか、もうこの辺は意識が吹っ飛びすぎて忘れたけど、そこの部分でキラキラの照明、グロッケンの音、シルウァが白いスモークと青い光に包まれてるのがグッと来たなあ…

・リーパが王に即位するにあたっての思いと、本心との狭間で葛藤するところ、あの瞬間瞬間での変容がほんとすごかったなあ…イヒヒヒヒっていう高笑いが怖すぎた…(ほめてます)あの自問自答みたいなところの終盤で、「私の心臓に流れる『聖なる竜の血』」って言ってるところは、好きなリーパの中でベスト5に絶対入るくらい好きでした…なんだったんだあれは…あの吐息混じりみたいな『聖なる竜の血』を聞くたびに、震えてました…こわい、こわいよリーパ

 

・M19(の後奏)でまた♪ラソミレ〜って奏でていたのは絶対Clの音だった!!!(下に

・またお互いの声に再会できた2人、お互いに顔はもちろん見えていないけど、それでもリーパの「あおう!7月7日に…約束!」は、すっごい優しい顔だったなあ。。。シルウァにも見せてあげたいくらい。。。

・この後で、2人が相手に「好きだよ」ってそれぞれ伝えるところは、リーパの時はお互い(背中を向けて)手を出してる、シルウァの時はお互いじっと前を見据えてるっていう描写がすごい良かったなあ…リーパはその時が来たら絶対に会って、この手を重ねたい…そんなことを思いながら手を伸ばしていたのかなあ、なんて思うと、この辺からもううわぁあああってなります。この2人のシーンで、ヴァイオリン・チェロ・ピアノのメロディからCl(絶対ここもそう!)→トランペットって繋がっていくのも好きだったなあ

 

・この作品の音楽って、結構キラキラ要素が強めとか、ゆったりしたナンバーも多いけど、Find Outの異端児感がすごいよね!でもこれがまあ妙に良いアクセントになるし、「Find Out!!」ってつい口ずさみたくなるからすごい!!Tpの高音とか、Saxがすごい鳴ってる感じとかかっこいいーーーー!!だし、曲の最後のヴァイオリンの余韻がすごくてびっくりした

・M20がすごいなーって思うのは、Find Outで始まったかと思いきや、カウムのWish for…のピアノをバックに歌う感じとか、色んな人たちの感情が揺れ動く様が、一気に感じられるところがね。音楽っておもしろい

 

・リーパが王と対峙するところ、一触即発の時間が続いて「それならこれが答えです!!⚔」っていうところの声と、剣の音にドキッとさせられるよなあ。そして、走り去る時のリーパが、すごい息の音がする感じで(息の音聞こえる)去っていくの、急いでるっていう必死感も相まって、すごいよなあ

 

・M21のシルウァとフローラーリアが最後に会話するあのシーンは、フローラーリアがシルウァにかける言葉の一つ一つにぐっときてしまったなあ…「どうかその愛をその命を精一杯生きて」という歌詞が、ほんとに泣かせに来るんですよ。そして、最後の最後でシルウァを抱きしめて語りかけるフローラーリアの優しい声と、「もう少し子供でいて欲しかった(ニュアンス)」の切ない声がぁああ…

 

・M25は、2人が出てくる前に、LEDで幕に橋がかかるのを見た瞬間から、大体泣いてました…あー今からあの橋を渡るんだなあ。2人には出会って欲しいけど、でも…って座席でずっとうわあぁああん( ;  ; )ってなっていた。リーパは全身真っ白な服で(ブーツも逃げてる辺りから白)、シルウァもピンクのワンピースで胸元と靴にお花が付いてて、なんか2人ともこのためにきっと服も選んだんだろうな…とかそんなことも考えてたら、また泣くやつなんだよね…リーパの真っ白衣装が、ほんとに良すぎて…

・最初はドキドキして会うのが怖い、って言ってたけど、雷がなり雨が降りしきる中、意を決して近付いて行く2人…あのちょっとずつ近づいて行くところ、本当に本当に息を呑んで見守ってしまった。そして、相手を目の前にして、名前を伝えるところで、やっとやっと2人が手を重ねるんだよ。ずっと見えない相手を想像して、手を伸ばし続けていた2人の手が重なって、「僕の名前は…リーパ」ってリーパが言った瞬間に、♪ドシソミソ〜(テーマ音楽のメロディ)って流れるのがもう堪らなくて、大体この辺りは視界が曇ってました(泣いてた)音楽の流れるタイミングが絶妙すぎて( ;  ; )タイミングって、ここで!って決まってたとしても、音源を流すのと、真後ろで演奏してるのとでも、絶妙な間合いの違いがあるから、その辺がほんとにほんとに良すぎた…上の方で観た時に見えたんだけど、あの2階建みたいになってる上の方の下手に指揮者と弦楽器、上手に打楽器がいて、下の方の下手にキーボード(ピアノ)と金管(トロンボーンははっきり見えた)がいて演奏してた。下の人たち、勿論指揮者の動きはモニターとかで見てると思うけど、それでも目の前での演技を確認しながら、ちょっと離れてるところの指揮も確認してで(多分ね)、すごいよなあ…それでいてあの絶妙なタイミングの演奏だからなあ、なんてことにも浸っていたら、どんどんシーンが進んでいて大変でした。笑

・そして、♪星と星が出逢う夜、ね。まあなんでこうもはっきり鮮明に思い出せるか分からないけど、パンフレットの歌詞を見るだけで、今でもリーパとシルウァが歌っているところが思い出されて脳内に流れてくるからすごいよなあ。不意打ちでくる『愛してる』は、その前の歌詞(知りたいこと〜)のところが大好きなので、大体そこに浸ってたら急に来て、ひっっっっ!ってなります。歌いながら手を取り合うところは、リーパがそっと親指を重ねたりするのに、あーーーー!!!ってなったり、シルウァの可憐な手を取るリーパの男の子な手を見て、あーーーーー!!!ってなったり(声は出してません笑)、とても忙しかった。思わず泣いたの「君を離さない」の歌詞辺りだったと思うけど、シルウァが手を少し離そうとした瞬間に、リーパがまたその手を掴むのが堪らなかったですね。私手の話ばかりしてるけど、本当に手の演技が良すぎたので、円盤になる際には、ちょっと引きにして頂けると、大変助かります。

・2人で身を寄せながら歌う時に、下手から中央→上手と、目線を移動して行くのもすごい良かったなあ。最後、リーパ「出逢えて良かった」×3、シルウァ「出逢えてよかった」×2は、もう2人の声が重なることと、ここのメロディ同じメロディを繰り返すかと思いきや、ちょっと音を変えて同じ歌詞を繰り返すの、良いよなあ。って思ってたら、↑の歌詞表記だからね。すごいなあ。ここはどうしてこの表記にしたのか、ほんと作詞作曲京本大我さんに、インタビューしたいくらいです。

・リーパとシルウァのこのシーンも大好きで、うわああん( ;  ; )ってなってたけど、シルウァがいなくなってしまって、リーパが1人残るM26も最後まで泣かせにくるリーパだったなあ…最後の最後で、リーパが目をぎゅっとして泣きそうになりながら、(シルウァ…)って口が動いて、その後目の前の水に手を伸ばして水を掴もうとするところが、もーう切なくて苦しくてリーパの想いがこの一瞬でがーーーーっと伝わってきて、やばかった…ここセリフ・歌じゃなくて↑の仕草だけで泣かせにくるのずるいよー😭😭😭😭ってなってたので、私はカテコで大体切り替えられていませんでした。。。水を掴むところは、水を掴んでもリーパ自身の体には何も変化がなくて苦しそうにする様子と、その直前までシルウァの手を掴んでいたのと同じように水を掴んで、シルウァの手をまた掴みたい…と苦しそうにする様子と、なんか色んな思いが詰まってる気がしてねぇ。。。はあ。。。あ!音楽の最後、♪ドシソミソーーーーーを、リズム変えて使って終わったのは、最高だったわ…

 

ということで、私が見てはぁ…とかうわあ!!ってなったところを綴っていたらこんなに長くなってしまって自分でも笑っちゃうけど、それだけ見る度に惹きつけられる、そんな作品でした。

運良くカテコでお話がある回にも入ったけど、それがなかった回で、幕が閉まるギリギリのところで、きょもちゃんが大きく頷いたのが、最高にかっこよかったことを添えて終わります。