precious one

シゲアキくんと大我くんのことを語ってる人

流星の音色【一幕】

海の星の王子リーパに会いに行きました。

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初見はストーリーと音楽を追うことに必死だったけど、何回か観たら細かい仕草とか、登場人物の心情の変化とか、音楽とか…色んなことが見聞きできて、あぁミュージカルって面白いなあって、この作品を通して改めて感じました。

ちなみに、リーパ王子を一言で表すと、若々しさがかわいいけど、最後全身真っ白の服でキメて会いに行くところ辺りはもう最高にかっこよく…なのに闇落ち要素も持ってるなんて最高じゃん…でした(全然一言じゃない笑)

 

リーパ王子、最初の登場衣装は上から下まで白!!って感じの衣装で、上の羽織ものが水色で、若い王子感がすごいあるけど、あの髪型が個人的にすっっっっっっっっっごい好きすぎて、綺麗な王子感が満載かと思いきや、あの髪型のお陰でちょっとやんちゃ感もあって、好きですね…

左側の前髪を右側に流して立ち上げてるあれ、見方によっては高貴な感じかもだけど、大我リーパは髪の毛立ち上げた結果、めちゃめちゃ刈り上げがお目見えしちゃうんだから、あーもうほんとに好きですね…

冗談抜きで、刈り上げを見てた時間は長かった気がするし、あれを3時間近くの舞台でずっと見られて、ありがたき幸せです

口を開けばビジュアルの話ばっかりしそうなんだけど、でもそれくらいお顔もキラキラ艶々だったし、ほんと綺麗な王子さまだったなぁ

もうこっからは、長くなりそうなので見ながら好きだったところなどなど、書きます。また例によってリーパにだいぶ偏った感想になってるけども。

【一幕】

・海の星の宮殿に最初皆が集まっているところ、M1の中でリーパが登場してくるところは、双眼鏡外して見たら圧巻だったなあ…後ろからすーって出てきて階段上に現れた時、下から白いライトに照らされて、上を向いて手を広げてる、あの最初の登場がたまらない

・M1「いつも、いつの時も〜」とか、M2「それはきっと〜」とか、語尾のビブラートが、あー!そこに今ビブラート欲しかったんですよ😭ってとこで的確に来るから最高だね

・サルムから、王になるために大事なことを言われてる時、「ちちうえ!」ってちょいちょいひらがな喋りのリーパは10代っぽくてかわいい。。でもさ、例えばサルムの方向いて(横)喋ってたと思ったら、正面に向き直った時の、グッと力強い眼差しとか、忘れられないなあ…「迷いを捨てるんだ!」って言われて、そこには力強く頷けなかった時の、ちょっと物悲しそうな背中も忘れられない…

・リートゥスに向かって「お前と違って、俺は(恋愛に)興味がないんだよ!」の時の、ちょっと戯けた「イヒヒ😁」って感じの表情がめっっっっちゃ好きでした

・M2の高音と低音の切り替えやばくない?!?「弱さをなくしても」でおわー結構低音域だなあって思ってたところからの、高音で「それはきっと〜」が来るのすごかった…本当に(あと、それはきっとの高音のところで、照明キラッキラしてた🌟)

・シルウァちゃんが登場してる時の歌とか、音楽が全体的にかわいかったな…前半は特に。あとお衣装もかわいかったな…!肩から胸元にかけて、お花が付いてるの可愛かったし、フローラーリアも前半のお衣装は同じく胸元にお花で、親子なんだなあ…と思いながら見てた。シルウァの白いブーツもキラキラがいっぱい付いてたかわいい。山の星のシーンで照明が紫・緑を上手く組み合わせてたのよかった

・M4の後シルウァだけになったところで、ピッピッって微かに音が鳴るんだよね。2回くらい。最初観た時はなんかの音なっちゃった?って思ったけど、何回か観たけど鳴ってたから、あれは何の音だったんだろうなあ

 

・M5のところが、すっごい好きだった。(シルウァがリーパの声に出会うところ)セットの布が落ちて、真ん中の回転する床の照明が変化して、指揮者の合図でティンパニがドーン、からの弦楽器・ピアノ・サスシン(サスペンドシンバル)。この一連の流れが、何かが起きた感じを思わせて。そこから、リーパが現れる瞬間が、うわああってなるんだよなあ。リーパが歌ってる時、LEDが波のように揺れて、2つの山が交差するみたいに動いてるあれで、すごい泣きそうになってた(はやい)。リーパは白いライトで照らされてて、シルウァがちょっとオレンジ味のライトで照らされてるのも良かったなあ。2人が違う世界にいる感じが凄くしたし、白いライトの中歌うリーパの白光りがすごかった…なんか天使かなにかみたいだった…

M5「優しい夢を見たい」の歌い方(ビブラート😭😭)、「出逢えますように」で伏し目がちになるところ、好きだわあ

シルウァがさ、「あなたの歌声が飲み込んだみたいに入ってくるの。あったかい(ニュアンス)」とか「心の真ん中に入ってくるような歌声なの」って言ってたところは、それな…!!!!!!って心の中で激しく同感しながら見ておりました。リーパのあの歌声聴くとぎゅん…って心掴まれたようになるんだよなあ

あと、リーパとシルウァが会話してるところで、リーパの表情がもうコロッコロ変わるんだよねぇ!ほんと少年だったなあ…「嬉しいなあ!(ニコッ)」とか「出会えるよ(あったかい笑顔)」とか、「僕もありがとう」はそれまでのかわいらしい少年っぽさから、急にかっこいい感じに振り切ってて、ゔわぁあああってなりました…「会えるよ、大丈夫!約束する」のリーパはイケボだった…のに、「また明日!」で声まで嬉しそうになるから、ギャップよ…ってなるやつね

あとあと!手もすっごいかわいかったなあ…名前教えて?のところで、「名前なんて間違わないためにあるものだから!」の間違わないで、手を顔の前で左右に振ってたり、「ちゃんとここにいるよ」で、ここ!って手振りしてたり、なんか気付くと手とか仕草もすごい見ちゃってたな

 

・その後のリーパの「わからなぁああああい!」のシーンでさ、観ながら思ったのが、リーパは仲間たちには、「その子が『俺』の歌を褒めてくれて」って、一人称俺、なのに、、、シルウァちゃんの前だと、一人称『僕』なんですよ、、ちなみにサルムに対しては『私』って言ってた。なんかこれに気付いちゃったら結構しんどくて…王子様だけど、仲間に対しては「俺」なの最高…だし、でも気になる女の子との会話では、「僕」なの、あーなにこれ。。ほんとしんどい人だわリーパ。あとね、「俺の歌を〜」っていう時、自分の胸の辺りをトントンするのがすごいすきだった

・リーパちょいちょい舞台に寝転ぶ時あるんだけど、その横顔とてもよかったですね…スーッとした鼻筋が、横顔だと余計に分かりすぎて!!!

・わからなぁああいにも色んなバリエーションあったの面白かったし、「(会えなくても)話が出来れば、、、平気だよ✌️」のところで、リーパ&4人衆がめっちゃピース✌️✌️してた回もあったりと、回を重ねるごとに色々変わってくのも面白かったなあ…!

・この辺のシーンだったかで(うろ覚え)、「胸が苦しい」って言ってたリーパが、キュッと下唇を噛むところもうううう…ってなるやつだった

・M6は、仲間たちが歌ってるのに合わせてリーパが合いの手みたいな感じで歌ってるんだけど、2つの箱の上にそれぞれ足を乗っけて、箱を動かしたりするから、リーパの脚の長さが際立ちすぎてやばかったな…

 

・M7でまたシルウァちゃんの声に出会えた時のリーパくんの感情の昂りが、かわいかったなあ…「元気?!?!」は元気過ぎだった時と、めちゃめちゃ疑問系だった時があって、元気?!のバリエーションに笑いそうになってしまった😂

・久々に出会えた興奮と混乱みたいなので、リーパが「えっと…あの、、なんだろう?!きのう〜」ってすごい早口みたいに喋るところとか、「(また)会えたね!」のハニカミがもう。。。それはそれはかわいかった

・M7の♪ミド〜ミファド〜っていうメロディがすっごい頭に残るんだよね。そしてここのシーン、せっかくまたシルウァの声に出会えたのに、上手く話せなくって後悔が残るような気持ちが、リーパの優しいビブラートとか、「君を忘れたくはない(低音)」とか、歌いながら目線をスーって下に流す感じから伝わってくるんだよねぇ。よたよたしながら、途中壁にぶつかって去っていく感じとかもねぇ。

そしてさ、超超マニアック話ですみませんが、ここのナンバーの後奏の♪ミド〜ミファド〜のメロディを奏でてる音が、何回聴いてもクラリネット(Cl)に聴こえるんだけど、まああのパンフレットには表記がないけど、クラじゃないのかなああの音はクラだよなあ!!!笑

 

・その後のM8のシルウァのルンルンな感じもかわいかったなあ…え?私かわいいってばっかり言ってるな…笑 まあでもかわいいばっかりじゃない要素が後半(二幕)にめっちゃ詰まってるから良いよねぇこのお話

シルウァがルンルンだったところ(竪琴のお稽古に行ってくるわ〜!)は、弦楽器のピッチカートが効いてて、その後フローラーリアに呼び戻されて、色々問い詰められてるところは、弦楽器の低音が効いてて、まー音楽も面白い!

・シルウァが、好きな人のことを思い浮かべながら、その人の声を真似てる感じ(花を見て綺麗だねのとことか)、途中イケボだったり素敵だった!!

・さっき音楽面白い、って書いたけど、この作品の中で演奏されてる音楽は4拍子の曲が多いかなと思うんだけど、シルウァが竪琴の先生の所に行ってなさい!って言われて、フローラーリアとカウムだけでシルウァの話してるところは、3拍子の音楽になってて。(3拍子というか8分の6なのかなあ…という気もする。そしてそういえば美わし命も3拍子か!)そしてチェロがメロディを奏でてるところで、ハープが♫←このリズムのアルペジオっぽくなってるのが、なんともこう不穏な空気を醸し出してる感じで良いよね

・そこからのM10で、フローラーリアが「あなただけは私の手で守り抜きたい」って歌うところの力強さが凄かったなあ。こちらはめちゃめちゃヴァイオリンの音がしてた

 

・剣術のところは、背中が青いベスト姿で黒ブーツの、シュッとしたリーパにうわあああってなってたら、リーパ(きょもちゃん)と智くんが剣を交えていたり、智くんは階段からのバク宙をキメていたり、その後リーパが高いステージのところから、ひょいって下に飛び降りたりと、目が何個あっても足りません状態だった👀

・その後、サルムに恋をしていることがバレてしまったリーパが、段々と追い詰められていくところの表情も、あーーーーーーー良いよね…額に汗が滲むあの感じとか。しゃがみ込んだ時に、前髪の影になる苦しそうな表情も良い。

・音楽が不穏になってく感じをまた後押ししてて、リーパにサルムが「体に竜の血が流れているんだ」と伝えてる辺りは、♪♪♪ ♬♪♪(8分の6)のリズムが怖すぎて、つい耳がそっちに行ってしまってたな。そして「立ち上がれ立ち上がれ」の歌詞は頭の中で自然と出てきてしまうし、あそこの後辺りだったかで、きょもちゃんが背中に乗ってくるんってしたのは、思わずうわあ!!って言いそうになり堪えました。この辺赤の照明の中、キラキラまで真っ赤に染まってキラキラしてたのもなんとも怖かった…

そしてこの不穏な状態を、更にスネアのリズムでより感じさせるのが何とも言えず…最後のところで剣がシャッ⚔(←こんな感じ)で出た後に、もがいていて、体がぁぁあああ…ってなって、手が地面に付いて頭が落ちて…ってなるところまで、あそこは手に汗握って、気付いたら幕間になってるところです。